地方の人には信じられないかもしれませんが、都心部では1週間近く葬儀ができないこともあります。火葬場や斎場がいっぱいで、待たされることは珍しくありません。その場合、遺体を腐敗させないように処置する必要があります。
ドライアイスで遺体を低温状態に保つ方法が一般的です。もちろんですが、ドライアイスも無料ではありません。だいたいですが、8000円程度かかります。しかし、1日半程度しかもちません。葬儀がすぐにできない場合は、業者に補充してもらうことになります。
意外と出費が大きくなることも少なくありません。夏場はさらに出費がかさむのではないかと心配になるでしょうが、現代にはクーラーがあります。夏でも遺体の腐敗を進行させない温度に保つことはできるので、それほど心配はいらないでしょう。
こう言う知識も必要かもしれません。
葬儀に欠かせないものはたくさんありますが、最も重要と言っていいのは棺でしょう。ただ、棺にはいくらかかるのか見当もつかないと言う人がほとんどです。棺の価格はピンきりです。数万円のものもあれば、数百万円のものもあります。
なぜ、こんなにも価格の幅が広いのでしょうか。棺は使用する素材によって大きく変動します。ヒノキの無垢が一番高く、100万円程度が普通です。彫刻が施されると、300万円を超えることも珍しくありません。しかし、それほど高額なものは手が出せないと言う人がほとんどです。
一般の家庭では、10万円前後の布棺が選ばれています。昔は葬儀にはお金をかけるのが常識と言うような風潮があり、棺も良いものをと言う人が多かったです。しかし、最近はそう言う見栄は無意味と考えられるようになりました。
棺の知識も持っておきましょう。